フロントブレーキをかけると、不自然に効きすぎる箇所がある。
この箇所でリムが歪んでいるか、あるいはすでに内部で亀裂が生じているのだろう。
この先はだいたいフラットなので、ブレーキを酷使してリムを悪化させることはそうないと思う。
とりあえず回転し続けてくれればいい。
新しいタイヤはブロックタイヤなので、ペダルが重い。
フラットな舗装道路でもスピードがのらず、ずっと微妙に登っているような感じ。
ハノイの朝の通勤風景。
常に流れ続けていて、渋滞することはない。
地平線の彼方からエンドレスにやってくるバイクの大群をずっと見ていると、なんだか笑えてくる。
こういうのは笑えない。
ベトナム北部では、都市部のみならず田舎街のレストランでもぼったくってくるんだな。
ごくふつうのローカルフードで、白々しい顔して通常の3倍ぐらいの料金を突きつけてくることもある。
腹立つなー。
台風だろうか、いつもの雨と違って嵐が長時間続いている。
ここは不便な小さな村で、長居する気にはなれないのだが、さすがにこの暴風雨では出発できず、連泊。
昼、宿の人たちにごちそうになった。
フォーとインスタントヌードルのミックス。
停電のため、扇風機も回せない。
蒸し暑い中、皆で汗かきながら楽しくいただく。
カメラを向けるたびに、恥ずかしがってクスクス笑う。
言葉はわかりあえなくても、楽しい気分は分かちあえる。
ツンデレというのか、それともアメとムチというのか。
ベトナム旅行は、打ちのめされたと思ったら良くしてもらったり、の繰り返しで、なんだか変なプレーをしているかのようだ。
夕方、食事に出かけたのだが、どういうわけかどの店も閉まっている。
台風のせいなのか、それとも今日は祝日か何かなのか。
言葉が通じるなら聞いてみたいが、何もわかりゃしない。
仕方ない、カップラーメンと駄菓子でしのぐしかない。
宿に戻ると、夕食を用意してくれていた。
やはり祝日なのかな、村のレストランが休業しているのはわかっているから僕も同席することを前提につくってくれていたみたいだった。
ちなみに客は僕ひとりだけ。
これで経営が成り立つのか。
ありがたい、そしてすごくおいしい。
魚なんかは日本の味付けと似ていて、ご飯が進む。
そしてベトナム人は、クチャラーのようだ。
老若男女問わず皆、一片のためらいも見せずクチャクチャ音を立てながら食べる。
行儀作法もきわめて自由、食事中に携帯をいじったりフラフラと立ち歩いたり、食べ終えた者は何も言わずにいつの間にかいなくなっていたり。
気づくと僕ひとりで食べ続けていた。
ご飯何杯おかわりしただろうか、満腹。
ごちそうさまです。
中国との国境の街に到着。
ノービザで入国して、14日以内にマカオ・香港へいったん逃げる。
一国二制度というものをまだちゃんと理解していないのだが、マカオ・香港は中国へ返還されたはず、でも実質的には別の国と言えそうだ。
少なくとも渡航に関しては、中国本土からマカオ・香港へ入ればいったん出国したものとみなされ、マカオ・香港から再び中国本土へ入ればノービザで新たに14日滞在可能、と複数の旅人たちから聞いている。
1年前のウイグル自治区走行でわかったことをおさらいします。
・ネットについて
まともにネット接続できるのはユースホステルのみ。
メールはふつうにできる、フェイスブックはブロック解除ソフトをダウンロードすればできる、しかしブログ更新は難しい。
中国にいる間は、ブログの更新が滞る可能性大。
ネットカフェも利用可能だとは思うが、試したことない。
おそらくネットカフェでできるのはメールぐらい。
・宿泊について
多くの宿で、外国人は宿泊拒否される。
外国人が宿泊可能なのは、高級ホテル、ユースホステル、交通賓館、あと僻地の村の宿なんかでも可能なことがある。
外国人が多く集まる都市や観光地では、ユースホステルあるいはそれに類似した安宿があるかもしれないが、そこらの街では「高級ホテルか野宿か」の二択となる。
そんなわけで、滞在日数も制限があり、宿泊も制限があるので、またあまりのんびりできずに駆け抜けることになりそうだ。
そしてネット制限もあるので、連絡が途絶えたとしてもご心配なく。
ただ、ウイグル自治区だから厳しかったというのもあるかもしれない、人口が集中している東側ではもう少し融通がきくかもしれない、という淡い期待もしている。
ここからマカオまで800km弱。
だいたいフラットなのでふつうに行けば10日以内、うまいこと進めなかったり、あるいは連泊できるような安宿にありつけたりしたら、もう少しかかると思う。
ベトナム滞在期限まであと4日ほどあるので、この国境の街で連泊して、十分体を休めてから中国へ突入しよう、と思っていた。
しかし、いざたどり着いてみると、これがまたしても劣悪きわまりない環境。
「休みたい」気持ちよりも、「逃げ出したい」気持ちが圧勝してしまう。
いろんな国を見てきたけど、ベトナムのこの手の街の「すごしにくさ」は、世界でも随一。
本当にひどい、ため息が止まらない。
GDPが日本の2倍に達したという超大国、中国人の民度の高さに期待したい!
期待したい・・・
はあぁぁ・・・
ベトナムドン。
1万ドン紙幣と10万ドン紙幣を間違えて出してしまいそうになったことがある人は僕だけじゃないはずだ。
Mong Cai, Vietnam
16220km