自転車屋を経営しているらしい。
わずかながら英語を理解できること、そして自転車好き、ということで彼とは楽しく意志の疎通ができる。
ドリンクをおごってもらってしまった。
昼食をごちそうになってしまった。
ここぞとばかりに、彼に中国語を教わった。
若い世代はたいていスマホを持っていて、翻訳機能を使って僕とコミュニケーションをはかる。
音声入力したり、ディスプレイに文字を手書きしたりして入力している。
スマホに漢字入力するなら、こういうスタイルの方が速いのだろう。
ただし、翻訳の精度はまだまだ未発達で、まったく意味不明な文章になる場合が多い。
中国語って、疑問文に?マークをつけたり語順を変えたりしないのか、翻訳後の文章を見ても、質問されているのか命令されているのかさえわからない。
この日は100元(1631円)の中級ホテル。
初日とは大違いで、レセプションの女性たちはムダにギャーギャー騒ぐこともなく、会話はできないが筆談なら何とかなるということを瞬時に察して、わかりやすいシンプルな筆談をしてくれて、いともスムーズにチェックインできた。
しかも、真新しいきれいな建物にもかかわらず、自転車を室内に入れさせてくれた。
エレベーターも、自転車をそのまま入れられるほど広かった。
毎日こんな感じだったら楽なんだけどなー。
この手のレストランは、冷蔵庫にある食材を指で差して注文すると、適当に野菜を加えて料理してくれる。
なにかと難しい国なだけに、ホテルにスムーズにチェックインできただけで、レストランでスムーズに注文できただけで、妙な充足感がある。
ふつうのことなのに、店員がちょっと親切に対応してくれただけでうれしくて、笑顔で「謝謝」と繰り返し言ってしまう。
またなんかやってる。
この街灯(?)、見た瞬間、ひねくれたデザイナーがわざと崩したデザインで作ったアートなのかなと思ったのだが、どうも違うようだ。
歴史的大地震でも起きない限り、これは倒れちゃいかんやつでしょ。
そしてこの危険な状態のまま、周囲を封鎖したりなどの処置もせず人が通行している。
これがチャイニーズクオリティか。
楽しそうでなによりです。
長い歴史を誇る中国だが、街を歩いていても、歴史はまったく感じられない。
大きな街だと真新しい建物ばかり、小さな街だとボロイ建物ばかり、中くらいの街だとそのミックス。
寺などはあまり残っていない。
真新しい建物も、そう長くはもたなさそうだ。
小さい街の市場はこんな感じ。
あれ、前回の投稿で「とてもクリーン」って書いちゃいましたっけ?
すみません、忘れてください。
Yangjiang, China