46℃の炎天下。
それでも平地で特に障害がなければ1日120kmは走れる。
38歳。
まだまだ全然イケる。
検問が多い。
外国人はパスポートを提示しなければならない。
記入は係員がやるのでこちらは何もしなくていいが、それでもいちいち止められるのは嫌なものだ。
検問周辺で食べ物を売る人たち。
物を頭に乗せて運ぶ風習は、インド・ネパールにはなかった気がする。
いや、あったかな・・・思い出せない。
アフリカでは一般的で、そして頭に物を乗せるのは女性だけ、という不思議な共通性がある。
かき氷!
やっぱ必需品だよね~
街から離れた農村でも冷たいドリンクは売っているが、冷蔵庫がある店は少なく、クーラーボックスで氷と一緒に保存されている。
この氷はどこから運ばれてくるのだろう?
クラクションうるせえなー。
鳴らしたところで何がどうなるわけでもなかろうに。
この無意味なノイズさえなければ最高にいい国なのに。
いやでも、ゴミのポイ捨てとかツバ吐きとか、悪いところを指摘しようと思えばいろいろある。
またしても、怒涛のパンクが始まった。
今までもこの問題を解決できず、時々パンクしながらもだましだまし走行を続けていたのだが、ここ数日、深刻にヤバイ。
新しいチューブに交換しても、たった2日でこのザマ。
この新チューブは結局3日で、次に交換したチューブも3日でお釈迦となった。
このチューブ自体は耐久性があり、信頼できる品質であることは経験上わかっている。
パンクするのはリアのみで、穴はすべて内側(スポーク側)。
いろいろチェックしてみても、原因が解明できないから対策もできない。
このパンクが始まったのはクアラルンプールでホイールを買い換えたその日からなので、原因はホイールにありそうだが、自分で見てみても異常は発見できない。
バンコクの自転車屋でも見てもらったが、異常はないという。
パンクするのはタイヤに問題があるか空気圧に問題があるかだ、と誰でも言いそうなことを言われた。
やはりまたホイールを買うべきなのか。
まずは店員に状況を理解してもらうのに苦労しそうだ。
穴はパッチで補修できるが、時々丸穴ではなく小さな裂け目ができることがある。
裂け目が生じると、どんなにパッチでふさいでも空気を入れると広がってきてしまうので、裂け目ができた時点でそのチューブは終わりである。
もし最後のチューブに裂け目ができたら走行不可能となるので、予備チューブが入手できるかどうかはとても重要である。
幸い、ミャンマーの田舎街には自転車屋があり、チューブとパッチを補給できる。
日本の中古車が多いせいか、イギリス式バルブが主流のようだが、変換アダプターを持っているので空気は入れられる。
この変換アダプターをなくしてしまったりしたらまた一大事だ。
なんとかヤンゴンまではもってほしい。
ヤンゴンにまともな自転車屋があるとは思えないが、チューブとパッチを大量に買い込んでおく必要がある。
パンク修理に時間をとられすぎて、この日は宿のある街までたどり着けず、宿のない街で野宿。
よくわからないが体育館のような感じの公共施設の廃屋の軒下で。
宿に泊まってもどうせ暑いから、いっそ外で寝た方が快適なんじゃないのかとも思っていたが、あいにくこの日は無風。
空気がまったく動いてくれない。
眠りに落ちるまで、えんえん何時間も扇子であおぎ続けた。
ふつうは街中での野宿は危険なのでまずやらないのだが、ミャンマーの田舎街はまったく危険を感じず、僕がこの敷地に忍び込むのを複数の村人が目撃していたはずだが、その後誰も寄って来ることもなく、何の問題もなく朝を迎えた。
Bago, Myanmar
2014年4月26日土曜日
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ACMLの周藤です。ミャンマー走れるようになったんですね。しかも、旅先から更新とか、興味をそそられます。
返信削除パンクの原因ですが、リムテープなんて違いますよね。ペラペラだとチューブがスポーク側に食い込んだりしますけど、
それならとっくに気付いていそうですし・・・。
自分も原因に気になります。
おー、卓也さん。
削除コメントありがとうございます!
先月ホイールを新調した時にリムテープも交換し、今まで使ってきたリムテープと特に違いがあるようには見えません。
パンク穴の周辺に擦れたような跡が残っているのも気になっていますが、本当によくわかりません。
ミャンマーは問題なく走れます。
以前は外国人はパーミットが必要という話もありましたが、現在は検問でパスポートチェック以外は何もありません。
走り終わったら情報をまとめてMLにメールします。
卓也さんも資金と時間に余裕があればぜひミャンマーに。