2014年4月25日金曜日

ミャンマーの宿にもWi-Fiが普及しつつありますが、あまりに不安定なため、ブログ更新が遅れ気味です。
フェイスブックには短い記事をちょくちょく投稿していますが、大量の写真をアップする当ブログは、更新に至るまでそれなりに時間がかかります。
比較的ネットの調子の良い宿に滞在している時に更新しますので、ご了承ください。



ミャワディの先はまた一山越えなければならないのだが、この山道は狭いため、日替わり一方通行。
この日は逆方向のみの通行だったが、幸い、二輪は毎日どっち方向でも通行可。







てかナオミさん、こんなん乗って移動してたんかい。



 面白・・・いや失礼、たくましすぎるだろ。

1階が女性席なんだね。


うれしいことに、川から水を汲み上げて、ホースから水を放出しっぱなしにしているところがたくさんある。


洗車用のようだが、水浴びさせてもらう。
シャツを濡らして、絞らずにビチャビチャ状態のまま着て走行続行する。
これが抜群の効果。
常時濡れていれば、この猛暑でも山道でもやっていける。



村人たちが、笑顔で手を振ってくれる。
僕が立ち止まると、水やコーラやフルーツやらを差し入れてくれる。
お金を払おうとしても、受け取ってくれない。



ああ、なんて素朴な人たち。





ビルマ語でメッセージを書いてもらった。

「なんて書いてあるの?」と聞いたらビルマ語で説明されたのでまったくわからない。



僕に対する警戒心、敵意、悪意、そんなものはかけらもない。
ただただ、素朴、純朴。



梅干し。


お寺の前でお布施集めをする若い女性たち。


彼女たちも、僕に笑顔で話しかけてくれたり、コーラをくれたりする。
そりゃもう、お布施も奮発しますよ。

「写真撮らせて」と頼むと、恥ずかしそうに照れ笑いをする。
ああ、素朴、純朴。





日本とは比べようもないほど未発達な社会。
できること、選択肢が、ごく限られた世界で一生をすごす。
にもかかわらず、貧しさも卑屈さも感じさせない。
その笑顔は、まっすぐで幸せそうだ。





田舎の山道だが、すごい交通量で、車の流れが途絶えない。








標高700m。




下りきって、この先は平地。











子供たちは僕を「イングレー!」と呼ぶ。
「イギリス人」という意味なのだろう。
パキスタンのフンザで、子供たちが僕を「アングレー!」と呼んでいたのを思い出した。

例のごとく、世界共通の自作おもちゃ。



かと思えば、立派なビリヤード台まで。




どの街にも美しい黄金のパゴタがある。




日本の中古自転車がたくさん。

防犯登録や、「~高校」と書かれたステッカーが貼られたままになっている。

ロードマン発見。




見たこともないような古いトヨタの消防車が、現役で活躍中。


 

隣には比較的新しい中国製の消防車があったが、隊員たちはそれよりもこの古いトヨタを愛用しているらしい。
日本製は耐久性が抜群だという。
日本人として誇らしい気持ちになるけど、僕個人は何もしていない。
僕個人は、まだ使える物でも廃棄して、新しい物に買い換えることが可能な環境で育った。
でもここの人たちは、ひとりひとりが、ひとつひとつの物を、修理を繰り返しながら大事に生かし続けている。
このトヨタについて説明してくれた隊員の表情は、誇りに満ちていた。

ブタの内蔵。

内蔵好きの僕にはたまらない。

レストランはだいたいどこもこんな感じ。


指で差して注文したもの以外にも複数の小皿が出てきて、ご飯もおかわりできる。
店の人は常時こちらの進行具合をチェックしていて、皿が空になるとすかさずおかわりを入れてくれる。
こちらが手をつけなくなるまでおかわりを入れ続けるシステムのようだ。
たくさん食べれて1500チャット(160円)ならリーズナブルだ。

他のアジア諸国と同様、全体的に辛いものが多い。
タイ料理は超絶辛いものとまったく辛くないものとではっきりわかれていたが、ミャンマー料理は全体的に中辛。
肉料理はカレー風味だが、僕が耐えられるレベルの辛さ。
僕が耐えられるレベルということは、ふつうの日本人ならまったく辛くないと言うのだろう。
あとは、おぞましい赤色の物体が混じっている山菜などもあるが、さすがに手をつけられない。
スープは、酸っぱかったり、コショウを入れすぎな感じのものだったり。



地図に載っている規模の街なら、宿がある。
看板に英語表記もあるし、英語を話せない人でも「ゲストハウス」と言えば通じる。
全体的な物価と比べると、宿代は高い。
旅行者が集まるような観光地なら5000~10000チャット(533~1066円)の安宿があるが、ただの田舎街だと10000~15000チャット(1066~1600円)ぐらいする。
田舎街ではエアコンなし、Wi-Fiなし。
そして、停電する。
室内では、常時扇風機を最強にして至近距離で体に風を当て続けなければ、とてもいられない。
停電は恐怖だ。


Bago, Myanmar

11436km



4 件のコメント:

  1. FBが見れると言うことは中国ほど締め付けは強くないのでしょうか。
    クラクションは相変わらずですか?

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    1. 以前、「ブロガーを弾圧する国」で1位に選ばれ、メールや携帯も制限されているという話でしたが、今のところネットが規制されている感じはまったくありません。
      FBもYouTubeも見れます。
      たぶんtwitterなんかも大丈夫なんじゃないですかね。
      ただとても不安定で、かつ停電も多いという不便があるだけです。

      クラクションはうるさいですよ。
      ドライブマナーは、他の超絶バイオレンスな国と比較したらまだ紳士的で、ただクラクションだけが無意味に鳴り続けています。
      それでもインドの半分ぐらいでしょうか。

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  2. ロードマンのコルモ3じゃないか。
    ryoと飯能へ行ったとき、ロードマンのコルモだった。シルバーのアルミフレームでフロント2×リア6段…
    まだあったんだね。なんだか嬉しいよ。

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    1. 消防車も自転車もビンテージだね。
      でもバーテープはこっちじゃ入手難しいんだろうね。

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