2012年11月8日木曜日

復活

走行再開。


改めて、健康体で自転車旅行ができる喜びをかみしめる。











カルスの先は、貧しい放牧地帯。
石を積み重ねただけの手づくりの家が並ぶ小村が点在するだけで、店もあまりない。

マイナーロードなので道幅はせまく、路面はボコボコ。
さらに急勾配のアップダウンが続く。

子供の襲撃はなくなったが、犬の襲撃は相変わらず多い。
いったん停止して、棒をふりかざして威嚇すれば、ひるむ。
棒は必需品だ。
地元の人も皆、棒を持って歩いているので、これで家畜をしつけているのだろう。

街もホテルも何もないので、野宿。
すばらしい星空だった。
天の川もくっきり。

朝の気温が0℃。 

霜が降りていた。

キツネ?


標高2500m。




病み上がりの身で標高2500mの峠越えは少々しんどかった。
かなりの急勾配だった。

ここから標高1500mまで一気に急降下。


急勾配なので、ブレーキをかけながら下降する。
路面もボコボコだし、爽快ではない。

でも眺めはいい。




長かったトルコ走行も、これでおしまい。
ひとつの国に2ケ月以上もかけたなんてめずらしい。

トルコリラ。




今日、グルジアに入国した。
また雰囲気がガラリと変わって、ワクワクしている。


Akhaltsikhe, Georgia

23520km


3 件のコメント:

  1. とりあえず一安心。

    これから、病院もないから気をつけてな。

    標高2,500mって気温低いだろ?
    その軽装で大丈夫なのかい?

    一昨日、家内が交通事故を引き起こした・・・
    車は傷だらけだし、相手もけがなのかどうか・・・

    気をつけろ~

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    1. 交通事故!?
      大丈夫なのか!?
      「巻き込まれた」じゃなくて「引き起こした」・・・?

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  2. そう、引き起こした。

    交差点で信号見落とし。
    急ブレーキをかけたが間に合わず、こちらのフロントと相手の左前が接触。
    相手が業務中で2週間休業となる補償も必要。
    保険適用ではあるが、腹が立った。

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