2012年11月21日水曜日

トビリシ

首都トビリシ。


















グルジア人は信仰心が厚い。
教会の前を通るたびに十字架を切る。






































地方でも都市でも、警察署だけはどこも真新しくて立派。








グルジアに限った話ではないが、混雑時のマックには行きたくない。
待つのが嫌だからではない。
当たり前のように割り込まれるからだ。
グルジアも、「強引に前に出た者が勝ち」というしきたりのようだ。
店員も、「こちらのお客様が先ですので」なんてまず言わない。
おとなしく並んで待つことを美徳とする日本人は、こういう場面では決まって損する。

混雑時のマックに限らず、売店やスーパーでも、老若男女を問わず笑顔で割り込んでくる。



















































けむり・・・




道路は車のためにある。
首都の中心でも広々とした車道がある。
交通量が多い割に信号や横断歩道が極端に少ない。
所々に地下歩道があるが、ない場合は、絶え間なく流れる車のわずかなスキをねらって走って横断する。
一気に横断はできないので、中央線でしばらく立ち止まることになる。



歩道も車のもの。


違法ではなく合法のようだ。
この歩道パーキングに駐車するために、車が歩道を走行する。
前方に歩行者がいたら、クラクションを鳴らしてどかす。

こ、ここも歩道のはず・・・


ここまで車優先を徹底すれば、渋滞は解消されるのかもしれない。
広々とした車道で、信号も路駐車も少ないから、常に車はよく流れている。
信号停止中や渋滞中の排気ガスも抑えられる。

しかし、これだけ車が優遇されているのにドライバーたちは何が不服なのか、いつも車同士でけたたましくクラクションを鳴らし合っている。

こんなポスターがあった。

(こんな歩道のどこを歩けっていうの!?)


(歩道は歩行者のためのものです!)



巨大で近代的なデザインのカジノをいくつも見た。
多くの店がまともな店舗さえ持たないのにカジノが街のど真ん中に偉そうにそびえ立っていたり、民家はボロボロなのに警察署だけはピカピカだったり、道路が車の独壇場で歩行者が地下に追いやられていたり、なんだかこういうのは社会の仕組みがおかしいんじゃないかと思ってしまう。

ヒンカリヒンカリ♪

ヒンカリ10個+コーラで8ラリ(390円)ぐらいが相場。



グルジアはパンもウマイ。


安くておいしいパン屋さんがたくさんある。








このおじさんに「フクシマは大丈夫なのか!?」と言われた。
その話をされると、つらい。
でも、気にかけてくれてありがたい。







スイーツスイーツ♪




ヒンカリヒンカリ♪


お気づきと思うが、野菜不足。
小麦粉と肉と少量の葉っぱしか食べてない。
スーパーのお惣菜コーナーでサラダを買う。

よくわからないジュース。


この期に及んでトルコ料理を食べる気にはなれなかったが、ケバブ屋さんからいい匂いがしたので、もしやと思って買ってみたら・・・


ウマイじゃないか!
肉はやわらかくてジューシーで、野菜もタップリで、マイルドなソースが具によくなじむ。
ボリュームもいい。
4ラリ(195円)とちょっと高かったが、これなら満足。

今までいろいろな国でケバブを食べてきたが、本場であるトルコのケバブが一番イケてない、という結論になってしまった。

そんなわけでケバブ復活。


滞在しているホステルは、10ラリ(487円)と安い。
Wi-Fiは使えるが、シャワーは4基あるうちの1基しか使えず、その1基も排水が悪くて洪水のようになり、トイレの流れも悪く、充電するコンセントの数も少なく、キッチンらしきものはあるが調理はできず、など不便が多い。
でも安いからいい。
今まで、居心地良くてつい長居してしまったホステルって、だいたいこんなもんだ。

イスタンブールで出会った夫婦サイクリスト、サトシさん&アサミさんと再会した。
そもそもこの宿もかれらに教えてもらったのだ。
かれらはトビリシから一時アルメニアに行き、再びここに戻ってきた。



かれらは自転車旅行を始めてまだ数ヶ月だが、いい旅をしていて、教わること、学ぶことが多い。
自分ももっといい旅をせねば、と刺激になる。



このまま日本まで走行する予定だったのだが、急遽変更してこれからパタゴニアへ飛ぶらしい。
きっとまたどこかで会えるでしょう。

アチャラ風ハチャブリ。




アイスアイス♪


ハルチョ。


スイーツスイーツ♪


グルジアはケーキもシュークリームも、今までになくウマイぞ。
スイーツ万歳!







Tbilisi, Georgia



4 件のコメント:

  1. お元気そうですね。街並みが旧ユーゴ諸国っぽくも見えます。食事とスイーツがおいしいようで何よりです。

    次はアゼルバイジャン???長旅お気をつけて。

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    1. 旧ユーゴ、東欧、やはり旧共産圏に共通するものがあるのでしょう。
      アゼルバイジャンに入りましたが、またここも奇妙な国です。

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  2. 首都だから近代的と思いきや、そうでもない街並みがあったり・・・
    車のマナーは良くなさそうだ。
    食事は当たりだったみたいで良かったな。
    だけど、偏っていないかぃ?

    アゼルバイジャンへの入国は無事か?

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    1. 近代的に見える部分も、近づいて見ると細部がボロかったりする。
      インフラも整備されているとは言いがたい。
      野菜とカルシウムはどうしても不足になりがちだな。

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