2011年6月8日水曜日

予定ルートの訂正

まだまだ調査不足のようで、先日発表した予定ルート、いくつか変更しなければならない。

まず、ミャンマーが陸路で入国できないということが判明。
理由はわからない。
他に類を見ない黄金の寺院やバガン遺跡など、ぜひとも見てみたいし、訪れる観光客も多く、治安も良い、にもかかわらず、隣接するどの国からも陸路で入国できない。
なので、大きく迂回して中国雲南省からラオスに入るか、それとも思い切って、インドを南下してスリランカまで行き、飛行機でシンガポールまで飛んで東南アジアを北上するか?
これから検討してみる。

それから、ネットでニュースを読んでいる人、あるいはグロ趣味の人なら知っていると思うが、メキシコの麻薬戦争がすさまじい(テレビでも報道されているだろうか?)。
2006年12月に大統領が軍を動員して麻薬撲滅に乗り出して以来、マフィアによる警察やメディアへの攻撃、さらにマフィア同士の抗争が勃発し、3万7000人以上が死んでいる。
ただ殺すのではなく、みせしめとして首や四肢を切断したり、顔の皮を剥いだりして、人目に付く場所に放置する(こういった画像はテレビでは見れないと思う)。
僕がメキシコを旅した2006年9~10月は平和そのもので、陽気で親切な人ばかりだった。
今も、メキシコ全土が危険というわけではない、一部の都市だけだろう、と思っていたら、最も危険といわれるシウダフアレスという、アメリカとの国境の街が予定ルート上にあった。
シウダフアレスでは、1万5000人という中東の戦地並みの死者数、23万人が市外へ脱出、警察もメディアもマフィアに屈しているという。
さすがにこんな街は怖いので避ける。

※グロ耐性のない人はクリックしないでください。(Caution: Never Click!)
http://blog.livedoor.jp/weekchange-beronupes/archives/51244327.html
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http://www.bestgore.com/murder/drug-wars-mexico-mass-dismemberment-bodies/

それから、トルクメニスタンのビザ。
トルクメニスタン大使館は世界一悪名高く、トルクメニスタンのビザを取得するのは世界一困難らしい。
明確に「こうすれば取得できる」という方法がないようで、旅行者の経験談を読んでみると、皆それぞれ違った状況で苦戦を強いられていて、しかも大使館や国境の係員は気まぐれで判断を下しているようにも思える。
そして苦労して取得できるビザは、たった5日間のトランジットビザのみ。
自転車旅行者もいるようだが、5日でトルクメニスタンを縦断できるのだろうか?

以上のような情報は、海外旅行経験豊富な人にとっては、誰でも知ってる常識レベルなのかもしれない。
ちょっと調べたら、僕の知らない情報はまだまだ出てきそうだ。
飛行機をまったく使わずに陸路のみで大陸を走破するのは、相当綱渡り的な、限られたルートになりそうだ。



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