この手の予防接種は検疫所のみだと思っていたが、普通の病院でもやっているところがあった。
費用は6300円だった。
検疫所だと7500円する。
しかも検疫所は、ゆりかもめだったか、りんかい線だったか、交通の便が悪い場所にある。
A型肝炎の予防接種は、初回から1ヶ月後、半年後、の計3回受けて完了となる。5年間有効。
実は、前回の旅に出る前も受けようと思っていたのだが、調べたのが出発の1ヶ月前だったので、手遅れだった。
A型肝炎は、水や食べ物による経口感染のウイルスで、肝機能に障害が出る。(B型、C型は血液感染。)
このウイルス自体は世界中にいるが、先進国での感染はまれで、アフリカなどの不衛生な環境で蔓延する。
発症したら、しばらくは絶対安静。
死にはしないが、旅を終わらせかねない。
ただ、一度この病気にかかれば、治癒後は強い免疫力を獲得するらしい。これはちょっと魅力だ。
ちなみに、他の予想される病気は・・・
・コレラ
ワクチンはあるが、効果は2ヶ月ほどなので、長期旅行者にはあまり意味が無い。
・マラリア
ワクチンなし。予防薬は日本でも入手できるが、現地で買う方が安い。
・破傷風
破傷風菌は世界中の土壌にいる。日本でも裸足で歩いてケガしたら発病することがある。
・狂犬病
ワクチンはあるが、とても高いし、めったにお目にかからないと思うので、今のところは接種しない予定。
でも、発病したら死亡率100%の恐ろしい病気。
・黄熱病
前回の旅に出る前に予防接種を受けた。10年有効。
今回は人類発祥の地アフリカ大陸縦断であろう。
返信削除人類発祥の地ということは、ウイルス発祥の地でも
あろうか。何かで読んだが、ウイルスは共存する生
物だと・・・単独では生きることは不可能。
何がともあれ、命あっての旅。
出発はまだだが、生きて帰って来てくれ。
引き金になった私の希望です。
ウイルスは、原始生物時代から、あるいは生物の出現以前から存在していたから、人類が人類になるずっと以前から、生物はウイルスとともに生きてきたはず。
返信削除ウイルス進化論なんて学説もあるぐらいで、生物を進化させてきた可能性もある。
ウイルスは明らかに生物に思えるけど、生物に寄生していない時は単なる物質としてしかふるまわないので、生物と無生物の間とされている、不思議な存在だ。
完全な無生物世界から、ある時ふと生命が生まれる。
これはとんでもない飛躍で、この瞬間を想像すると気持ち悪くなる。
「生物と無生物の間」にいるウイルスは、この謎を説く鍵になるのかもしれない。
いい年齢して周りに心配ばかりかけて本当に恥ずかしいが、当の本人はまったく死ぬ予感がしない。
でも最大限気をつけます。