水のない庭で、石を使って山水を表現する庭園様式。
大徳寺瑞峯(ずいほう)院。
中央の岩は蓬莱山を表し、川が大海に注がれる風景が表現されている。
こぢんまりとした狭い庭の中に大自然を包みこみ、妥協を許さないきめ細かい技をふるう、古来より日本のお家芸。
見えない風景を見る。
聞こえない音を聞く。
僕はここが気に入った。
拝観者は少なく、最後の10分ぐらいは完全にこの空間を独占することができた。
大阪の過美なネオンから一転して、閑寂な美を重んじる京の侘び寂び。
このギャップがまた日本の面白さなのかもしれないと思ってみたり、実はギャップなんてないのかもしれないと思ってみたり。
このギャップがまた日本の面白さなのかもしれないと思ってみたり、実はギャップなんてないのかもしれないと思ってみたり。
瑞峯院の建立者が隠れキリシタンだったそうで、この裏庭に置かれた岩の配置が十字架を表しているとか。
大徳寺龍源院。
岩は須弥山、それを取り囲む杉苔は大海を表している。
やはり市内観光に自転車は必需品。
レンタサイクルもあるようだけど、無数の名所を有する京都で、旅行者たちは移動が大変だろうな。
電車とかバスとか、考えられん。
龍安寺(世界遺産)。
岩が不規則に置かれているだけで、どう捉えるかは受け手に委ねられている、抽象の極み。
一見無造作で素っ気ないが、岩の個数と配置、ゆったりと広がる水面、塀の朽ちた色合い、木陰、すべてが崩されることを許さないバランスを保っており、また陽の当たり具合による明暗の変化も趣き深い。
しかし、数ある枯山水の中で最も名高い龍安寺は、あまりに拝観者が多く、落ち着いて楽しむのは難しい。
ミャンマーのパゴタがある。
ミャンマーでも慰霊碑を見た。
京都府京都市
0 件のコメント:
コメントを投稿