ドイツやオーストリアでは、荷物を積んだ自転車乗りがそこらじゅうにいて、自分もそれに同化していたわけだが、クロアチアではそういった人はほとんどおらず、だいぶ視線を感じる。
地方のキャンプ場は100%白人で、そこに東洋人が自転車に乗って現れると、かなり注目を浴びる。
ものめずらしそうにジロジロと見られることもあるが、その代わり、興味を持って話しかけられることも多くなった。
僕は別に目立ちたくてこういうことをしているわけではないが、やはり話しかけてもらえるとうれしいものだ。
キャンピングカーで旅行中のオランダ人夫婦に朝食をごちそうになった。
キャンプ場から。
昼間は水着の女性がたくさんいて撮りづらかったので、朝撮影。
アドリア海。
セニ。
キャンプ場から(夕)。
ここからしばらく海岸走行。
乾燥地帯のようだ。
緑はまばらで、岩がむきだしで、全体的にゴツゴツした感じの地形。
海に注ぎ込む川を全然見ない。
対岸の島は不毛に見える。
いよいよ本格的に夏。
毎日35℃以上で、暑い。
自転車人口が少ないためか、自転車道などはなく、 路肩もなく、車道を走っている。
今まで旅した白人国家はどこもドライブマナーが良く、クロアチアでも交通事故の脅威はあまり感じないが、それでも車道走行は嫌な緊張感が常につきまとう。
いや、すべての白人国家ではないか。
アルゼンチンはドライブマナー悪かったし、オーストラリアのロードトレインは脅威だった。
地方でも、英語の通用度は高い。
その辺の人に道を尋ねても、英語で返ってくる。
若干、物価が安くなった感じがある。
キヨスクやミニスーパーで、500mlの冷えた炭酸が5クナ (67円)前後で売っている。
もちろん大型スーパーもたくさんあり、食料は安く買える。
海岸にはキャンプ場が無数にある。
相場は60~80クナ(807~1076円)。
キャンプ場から(夕)。
キャンプ場から(朝)。
本当に感動するのは、有名な観光地や名所なんかよりも、こんな名もないようなところで、偶然、無風の朝、鏡面となった海をひとりじめする、そんな時。
複雑に入り組んだ地形で、川や湖に見える写真があるかもしれないが、すべて海。
Primosten, Croatiaにて
Dst. 17941km