2011年8月15日月曜日

ウィントフック

ウィントフックという都市の名さえ聞いたことがないという人も多いと思う。
国の人口が200万だから、首都の規模もたかが知れている。
でも、長らく無人地帯を走って感覚がおかしくなってしまったのか、僕の目には、この小都市がビッグシティに見えた。




市の中心は、僕にはまったく必要のないファッショナブルな店が並ぶモールになっている。


ケープタウンのようなエネルギッシュな喧騒はなく、控え目でおとなしい印象。





標高約1600mで、今は冬だが、昼は30℃を超える。
夏はどれだけ暑いのだろう?

Marientalという街に滞在していた時、変な男が歌いながら僕に寄ってきた。
「君はこの国が好きに違いない。だってここにはバイオレンスがないから。」
たしかに首都も治安は非常に良く、危険はまったく感じない。

ビッグシティに着いたら、観光よりも何よりも、自転車屋とアウトドアショップを探す必要がある。
首都とはいえ不便なところで、しばらく探しまわってようやくまともな店をみつけた。
バーテープ、シフトケーブル(フロント)を交換。
スタンドも折れたけど、まあいいかな。
砂まみれだったので洗車もした。
あと、バッグがひとつ壊れた。
原因はもちろん過剰積載だが、それにしてもTOPEAKのバッグは貧弱すぎるかもしれない。
やはりORTLIEBを買うべきだったか。
たった1ヶ月ちょっとでひとつ壊れたということは、他のバッグも今後続々と壊れる可能性が高い。
思い切ってここで全部ORTLIEBに買い換えようかと、店で相談してみたのだが、ナミビアも南アもORTLIEBとは取引しておらず、個人で取り寄せるしかない、そうなるとドイツからの送料などすべて個人負担になるので費用も日数もめちゃくちゃかかる、と言われた。
ナミビアは旧ドイツ植民地で今もドイツと物的交流があると聞いていて期待していたのだが、残念。
修理しながら走り続けるしかない。
驚くべきことに、質の悪い未舗装を何百kmも走っていながら、今回の旅で、まだ一度もパンクしていない。
PanaracerのSUPER TUBEとSCHWALBEのタイヤはすばらしい、とここで宣伝しておこう。
スポークもまだ折れていない。

今は、ホステルに滞在している。
ホステルにキャンプサイトがあるので、やはりキャンプしている。
1泊N$70。

ここで、数人の日本人に出会った。
この旅で、日本人に出会うのは初めてだ。
久々に日本語で会話ができて、夜遅くまで話しこんだ。

世界一周中の裕さん&紘子さんのブログ→http://nynysekai.nynyblog.jp/

あと、4人のフランス人サイクリストもここに滞在している。
わざわざフランスから来て、ナミビア一周だけして帰る、というちょっと変わったルート選択。
自転車旅行者に出会うのもこの旅で初めてだ。

スタッフは気さくだ。
僕の旅の話をしたら、「今日はオレが飯をつくってやる!」と言ってごちそうしてくれた。

トウモロコシをこねたやつ、なんともいえない食感と味でおいしかった。
初めてのアフリカらしい食事だった。




こういうアピールは大事だと思う。
旅行者は、金さえ払えば何でも手に入ると思いがちだが、仮に首都の高級ホテルに泊まったとしても、無駄使いしちゃいけない部分がある。
去年やばかったんだな。

明日、走行再開する。
おぞらく数日後にはボツワナに入国しているはず。
地図で見た感じでは、ボツワナはナミビア以上に希薄で、街が全然ない。
200、300kmの無人地帯がざらにあり、少々不安。
ブログの更新もまたしばらく滞りそうです。


Windhoek, Namibiaにて