2011年8月2日火曜日

ナミビア現状報告

やはり、写真を貼れない。
今度はPCの方に問題がありそうだ。
ケープタウン周辺を抜けてから、まともなネットカフェがない。
あっても日本語表示できないものが多い。
首都にたどり着くまで無理かもしれない。

申し訳ありませんが、とりあえず文章だけで現状報告します。

ナミビアは、1990年に独立したばかりの新しい国。
それ以前は南アフリカの一部であり、さらに以前はドイツの植民地だった。

日本の2.1倍の面積に、人口わずか217万人。
モンゴルに次いで、世界で2番目に人口密度の低い国。
人口希薄ということは、とてもお腹が空く、ということだ。
街に着いたら、食料をたっぷり買いだめしとかないと、痛い目にあう。
でも、国ごとではなく州で比較するなら、アメリカのアラスカ州や、オーストラリアのノーザンテリトリー準州の方がずっと人口希薄だったから、恐れることはない。

舗装率は4割と聞いた。
都市を結ぶ主要道路は舗装されているが、ちょっと脇道にそれると確実に未舗装。
でもまあ、これは外国では珍しいことではない。

南アよりもずっと、ブラック率が高い。
街を歩いていると、95%ぐらいがブラック、残りがホワイト、イエローは限りなくゼロに近い。
でも、チャイナショップというミニスーパーをたまにみかけるので、中国人はいるようだ。

今は、地図上だとけっこうでかい街にいるのだが、驚くほど店が少ない。
飲食店も異常に少ない。
食べ歩きも、旅の大いなる楽しみのひとつなのだが、今のところ三食ともスーパーで買っている。
まともな自転車屋もないので、リペアやパーツが必要になると困る。
ほとんどの店は、5時か6時には閉まる。
不便ではあるが、街の中心は多くの人であふれ、活気がある。
親切でフレンドリーな人が多く、危険は感じない。
平和だ。

「地球の歩き方」によれば、主要言語はアフリカーンス語とドイツ語ということになっているが、実際は皆、英語を話せる。
南アと同様、複数の民族が混在しているので、共通語としてはやはり英語が便利なのだろう。
現地人同士では、口の中で舌を「カッ」、「コッ」と鳴らすクリック音が言語の一部として使われており、聞いていると面白い。

これからナミブ砂漠へ向かう。


Mariental, Namibiaにて

Dst. 2013km


追伸
誰か、ノルウェーで何があったのか、教えてください。