その頃僕はまだギターに触れたこともない中学3年生で、ギタリスト死亡のニュースなど知る由もなかった。
僕が初めてレイ・ヴォーンを聴いたのは高校3年生で、アルバム「The Sky Is Crying」を聴いて度肝を抜かれ、世の中にはこんなすごいやつがいるのか・・・えっ、もう死んでるのか、と二度驚愕した。
3コードでペンタトニック一辺倒にもかかわらず、いまだに彼がギターの世界で絶大な影響力を誇っているのは、その尋常でない音とプレイにある。
ストラトであんな太い音を出し、あんなえげつないチョーキングビブラートをするやつは、他にいない。
今でも僕は、えげつないチョーキングビブラートが恋しくなったらレイ・ヴォーンを聴く。
ちなみにレイ・ヴォーンは、エリック・ジョンソンと同じく、ストラトが生まれた1954年に生まれている。
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