2010年6月28日月曜日

最近の定番



若鶏のもも肉(270円)を焼き、野菜(50円)を炒め、ごはんも一緒に炒め、あとは、醤油、バター、チーズ、ニンニクなど、あるものをかたっぱしからぶちこんでいき、どんぶりに収まりきらないのでフライパンのままいただく。

自分にはこういうスタイルがとても合っている。
すごくうまいし、ボリュームもそこそこ。

旅先で獣や鳥を狩ることができたら、その場で肉をさばいて、こんな風に食えたら最高だと思う。



2010年6月27日日曜日

古墳

先日の奈良の出張で、たまたまママチャリで見に行ったコナベ古墳(たぶんすごくマイナー)が昨日のニュースに出ていた。こちら

古墳は天皇の墓なので宮内庁の管轄。発掘調査はなかなかできない。
そこで、上空からレーザーを当てて3D画像で再現された。
$ひろむの一言メモ-コナベ古墳

「大型古墳を研究する上で画期的な手法」と書かれているが、この程度のことはとっくにやっていると思っていた。
技術の進歩というのは、「もうここまで来たか」と思うこともあれば、「まだこの程度なの?」と思ってしまうこともある。

普通の航空写真(中央がコナベ古墳)


地上から見るとただの丘と池だが、それが古墳であることは初めてでもすぐにわかる。
行き帰りの車の中から見えたものもあったし、現場の屋上から見えたものもあったが、同僚たちは誰ひとりとして気づかないようだった。

それにしても、隠されるとそこに何があるのか気になる。
見られてはまずい秘密でもあるのか?



2010年6月25日金曜日

イメージ シリア

「文明の十字路」と呼ばれる中東は、古代より文化交流の中心的な場となっていた。

エジプトとメソポタミアの中継地であり、また東地中海の出入口であるシリアでは、BC15世紀頃からアラム人やフェニキア人が貿易で活躍し、都市国家を形成していた。
フェニキア人は、BC6世紀頃まで地中海の海上貿易を独占し、エジプトとメソポタミアの先進文明を周辺国に伝えた。
かれらの使うフェニキア文字はギリシャに伝わり、後にアルファベットとなって世界に普及した。

首都のダマスカスは、世界一古くから人が住み続けている都市として知られている。
旧約聖書にも登場し、エデンの園のモデルとされるオアシスがある。
イスラム帝国ウマイヤ朝の首都であった7~8世紀が繁栄の絶頂期であった。
715年に建築されたウマイヤド・モスクは世界最古のモスクとして現存し、イスラム第四の聖地されている。

ローマ帝国支配時の都市遺跡であるパルミラは、シリアを代表する観光名所。
個人的にはパルミラより、隣国レバノンにあるバールベックの巨大な石柱を見てみたいのだが、レバノンは大部分の地域が「渡航の是非を検討してください」なので、今のところ行くのは難しい。

1920年よりフランスの委任統治領であったが、1946年に独立した。
アラブ人85%、クルド人10~15%。
イスラム教スンニ派70%、アラウィー派12%、キリスト教13%。
公用語はアラビア語。シリア語、クルド語、フランス語なども話される。

シリア・アラブ共和国地図  シリアの位置 



2010年6月20日日曜日

イメージ ヨルダン

「中東=危険」というイメージはおそらく偏見で、ヨルダンは政情も安定していて、観光国として人気がある。

観光のハイライトは、死海とペトラ遺跡。

言うまでもないが、死海は海ではなく塩湖。琵琶湖の1.4倍ほどの面積。
イスラエルとの国境に位置し、アフリカ大地溝帯の北端でもある
世界一低い湖(湖面の海抜が-418m)であり、周囲の陸地も世界一の低さ。
通常の海水の塩分濃度が3%であるのに対して、死海の塩分濃度は30%。意外にもこれは世界一ではない。
一部の細菌類を除いて、生物はほとんど生息できない。

ペトラは、BC1世紀頃から栄えたナバテア人の都市遺跡。
「世界の七不思議」はBC2世紀に書かれた古典だが、2007年に「新・世界の七不思議」が定められ、ペトラがそのひとつに選ばれた。

イスラム帝国、オスマン帝国などを経た後、1919年にイギリスの委任統治領となり、1946年にトランスヨルダン王国として独立し、1949年にヨルダン・ハシェミット王国に改名した。
中東戦争によって大量の難民が流入し、現在は全人口の半数以上がパレスチナ難民。
ほとんどがアラブで、公用語はアラビア語。イスラム教スンニ派。

国土の80%が砂漠で、天然ガスは出るが石油は出ない。
中東といえば石油のはずだが、意外にも、原油の輸入依存度世界1位はイスラエル(99.979%)、2位がヨルダン(99.976%)。日本は6位(99.85%)。

ヨルダン・ハシェミット王国地図  ヨルダンの位置 



2010年6月18日金曜日

奈良

出張で奈良へ。3泊4日。
ビルは都内に腐るほどあるのに、どういうわけか日本全国を飛び回っている。

遷都1300年ということで、平城宮跡に行ってみた。(去年も行った。)
現場の屋上からもよく見える。ただのだだっ広い空き地。


レンタサイクルでママチャリを借りて行ってみると、やっぱりただの空き地。
去年と違って今年は観光客が多く、警備員が誘導していた。
大極殿は新しく建てられたもので、歴史的建造物というわけではない。


「素晴らしいからぜひ行ってみなさい。」と言う人もいれば、「あんなとこ行ってもなんもおもろないで。」と言う人もいた。
僕の感想は後者。

平城宮なんかより、周辺に点在する前方後円墳の方が良かった。(これも去年行った。)
無名で観光客はまったくいない。ひっそりとしていて神秘的だ。
手入れもされておらず、草木は生えっぱなしで、ほどよく朽ちている感じが良い。
ひとつの墓としては、やはり巨大すぎる。
写真は撮らなかった。



2010年6月14日月曜日

旅と時代

もし生まれる時代が少しずれていたら、自転車で世界旅行などできなかっただろう。
自転車での世界旅行が可能になったのはせいぜいここ50年ほどのことで、ホモ・サピエンスの誕生が20万年前だとすると、自分がたまたまこの時代に生まれたのはとても低い確率だといえる。

これまで地球上に生まれたヒトの総数は700~900億人と推定されている。
そのうち68億人が現在生きている。こんなにも多くの人が存在した時代は他にない。
時代ごとに比較すれば、現在生きている人は圧倒的多数派なので、自分がたまたまこの時代に生まれたのはとても高い確率だともいえる。

僕はずっと、携帯電話というものを忌み嫌っていて、2年ほど前まで持ったことがなかった。
あの着メロというやつは、人類史上最悪の発明だ。あれは一生慣れないだろう。
携帯電話の存在しない静かな時代に生まれたかった、などと思っていた。
今は仕方なく持っている。

とはいえ、技術の進歩にはだいぶ助けられている。

一昔前の自転車旅行者の本を読んでみると、「中央郵便局で家族からの便りを受け取り・・・」と書かれていたりするが、今はメールでやりとりができる。
全財産を現金かトラベラーズチェックで所持していたらしいが、今はATMさえあればその国の通貨を引き出せる。
大量の写真を撮るには大量のフィルムが必要だった。
今はノートパソコンを積んでいる自転車旅行者もめずらしくない。

圧縮技術の進歩はすさまじい。
ウォークマンの時代だったら、せいぜいCD数枚分しか持ち歩けなかっただろう。長旅で聞き回したらすぐ飽きる。
僕は、iPodに好きな曲を厳選して入れ続け、今1380曲(約96時間)ほど入っている。
もうすぐ容量が一杯になるが、ギリギリまで入れたい。

30年前だったらどんな旅をしていただろうか?
30年後はどんな旅をしているだろうか・・・?



2010年6月11日金曜日

グレードダウン

旅行記1MSNのブログで、時々バージョンが変わる。
普通はグレードアップしていくものだが、MSNのブログは、便利な機能がなくなったり、無駄ないらない機能が増えたり、行きたいページに行くのに何回もクリックが必要になったりと、どんどん不便になってグレードダウンしていく。
僕がわざわざこっちに引越してきたのはこういう理由もあったのだ。
バージョンが変わると、デザインやフォントにも影響が出ることがある。
つい数日前に生じたバージョンの変化では、レイアウトが変わってしまった。
どうしてこんな変なレイアウトが成立してしまうのか不思議でしょうがない。
元通りに直そうとしても、どうもうまくいかない。
今、旅行記1を見る人はほとんどいないと思いますが、一応、とても見苦しくなってしまっていることを断っておきます。

現在の旅行記2のブログにもデメリットがある。
アップできる写真の容量がたったの1024MBしかないのだ。
それ以上アップする場合は有料であり、その支払いにはクレジットカードが必要になる。
あと、僕はブラウザはGoogle Chromeを使っているのだが、Internet Explorerでこのブログに投稿すると、どういうわけか文字サイズの調整ができない。すべて小さい文字になってしまう。



2010年6月9日水曜日

長野

出張で長野へ。
残念ながら遊びに行く余裕はなかった。
長野県は観光地が多いが、中心地の長野市は驚くほど何もない。
朝食用に桃缶を買ったが、食べようとしたら缶切りがないことに気づいた。
また出張の持ち物リストが増えた。

全然話は違うが、iTunes Cardというプリペイドカードを買えば、クレジットカードがなくてもiTunesのアカウントをつくれるということが最近わかった。
今まではもっぱらCDから曲を入れていたが、ようやくダウンロードができるようになった。これは楽しい。
もうクレジットカードなくてもいいかな。



2010年6月4日金曜日

閉められた

出張で静岡へ。

駿河湾は昔から好きな海のひとつだ。
格別海がきれいというわけでもないが、なんとなく落ち着く静けさがある。

カサゴ2匹とゴンズイ2匹釣れた。

ナマズのような魚、ゴンズイについて調べてみたら、背びれのトゲに毒があるらしい。
知らずに握っていた。
また、「釣りの外道として嫌われている」と書かれていた。
たまたま自分が釣った魚が外道と言われるのは少々癪である。

それはともかく、僕は夜10時すぎまで釣りをしていたのだが、この海浜公園は9時で閉門ということをまったく知らず、帰ろうとしたら門を閉められていた。
仕方なく車を置きざりにして電車でホテルに帰り、朝再び電車で海浜公園に行き、車でホテルに戻った。
朝の開門が6時だったのだが、あと1時間でも遅かったら、仕事に間に合わず大変なことになっていた。

静岡ではPASMOが使えなかった。