2012年2月13日月曜日

王の道 1

ヨルダンの正式名称は、ヨルダン・ハシミテ王国。
王国ということは、王様がいるのか。
今まで旅した国はほとんどが共和制で、立憲君主制は初めてだと思う。

地理的にはアフリカから中東へ突入したわけだが、今までと同じアラブ文化圏なので、劇的な変化はない。
今のところの印象では、ヨルダン人は比較的穏やかで、エジプト人ほど粗暴な感じはない。
やっぱりエジプト人はおかしかったのだ。

中東といえばオイルマネーというイメージだが、ヨルダンとイスラエルは例外で、石油
出ない。
ヨルダンは国土のほとんどが不毛の砂漠地帯で、しかも大量の難民を受け入れ、どうやって経済が支えられているのか不思議だ。

この視界の中に、ヨルダン、イスラエル、エジプトの3つの国がある。


アカバから
首都アンマンへ行くには、Desert Highway、King's Highway、Dead Sea Highwayという3つの道がある。
どれも名前がかっこよすぎる。

中央のKing's Highwayで行く。







































 

誰かこの標識の意味を教えてください。
 

前方に街があるからスピード落とせかな?


わからん。


 

クラクションが本当にうるさい。
内臓がズキズキ痛むような不快感。
クラクションと投石だったら、投石の方がずっとましだ。


久々の野宿。


崖の下で野宿していたのだが、朝、出発しようとしてふと
崖の上の道路を見たら、トラックが轟音とともに荷崩れした。

崩れる方向が逆だったらテントに直撃してたかも。

眼下の絶景に何度も足を止める。








 

写真の限界はとっくに超えている。
実際はもっともっとすごかった。



  










標高1700m弱まで上がった。






  




不毛の地で暮らす遊牧民ベドウィン。




  









  




ワディムーサに到着。



Wadi Musa, Jordanにて

Dst. 12009km



2 件のコメント:

  1. 全てがかっこよすぎるな。

    砂漠と自転車って普通じゃないけど写真で見るとマッチしているよ。

    物語のような現実世界で旅しているのね。

    引き続き旅の安全を祈っています。

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    1. やっぱり砂漠はいいものだ。
      こういう荒れ果てて野放しにされている自然はけっこう好み。

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