1年前の網膜剥離の後遺症がひどく、ずっと時空の歪みの中で生きていました。
網膜剥離はいったん完治したのですが、まもなく網膜の上に不要な膜ができてしまい、その膜のせいで直線のものが曲線に見える現象が起きていました。
黄斑前膜というそうです。
左眼はいたって正常なので遠近感もメチャクチャで、見えにくい右眼を補うため左眼ががんばりすぎてとても疲れます。
最初の頃に比べたらだいぶ慣れはしましたが、一生このままというのも耐えがたいし、 最近は時間的金銭的に余裕ができたことだし、これを機にちゃんと治そうと思います。
治療法は手術のみ。
また眼球に管を刺してグリグリグチャグチャしてもらいます。
見えるんですよ、眼球の中でウィンウィン動いているのが。
前回は膜をくっつける手術でしたが、今回は膜をはがす手術。
医師の説明によると、ミクロン単位のマジックハンドのような物を眼球内に突っ込んで、その膜をつかんで引っぱがすらしい。
眼球の中でマジックハンドが迫ってくる。
これは見もの。