予定より早い退院となりました。
シェアハウスのベッドより病院のベッドの方がはるかに快適だったのでもうしばらく入院していてもよかったです。
いつになくよく眠れました。
しかしまあ、ホントに見えましたよ、マジックハンド。
こんな風に見えました。
こればっかりは写真や動画でお見せすることは不可能、僕だけが見れた光景です。
眼球の外は見えていないのに中だけ見えるって不思議です。
断面図だとこんな感じかな。
1年前は3回手術しましたが、今回は1回ですみました。
検査の結果、膜はしっかり取れて、状態は良好のようです。
しかし、視界はまだ白くぼんやりとして、よく見えません。
手術による炎症で充血しています。
しばらくは1日4回の目薬、洗顔は禁止、仕事も自転車もまだダメ。
それでも1年前に比べたら回復は早そうな予感がします。
不運にもゴールデンウィークと重なってしまいました。
せっかくいい天気なのに、まあ出かけたとしてもどこも混んでるだろうし、家にいても狭っ苦しいし、退屈しそうだなー。
2016年4月25日月曜日
1週間ほど入院します
1年前の網膜剥離の後遺症がひどく、ずっと時空の歪みの中で生きていました。
網膜剥離はいったん完治したのですが、まもなく網膜の上に不要な膜ができてしまい、その膜のせいで直線のものが曲線に見える現象が起きていました。
黄斑前膜というそうです。
左眼はいたって正常なので遠近感もメチャクチャで、見えにくい右眼を補うため左眼ががんばりすぎてとても疲れます。
最初の頃に比べたらだいぶ慣れはしましたが、一生このままというのも耐えがたいし、 最近は時間的金銭的に余裕ができたことだし、これを機にちゃんと治そうと思います。
治療法は手術のみ。
また眼球に管を刺してグリグリグチャグチャしてもらいます。
見えるんですよ、眼球の中でウィンウィン動いているのが。
前回は膜をくっつける手術でしたが、今回は膜をはがす手術。
医師の説明によると、ミクロン単位のマジックハンドのような物を眼球内に突っ込んで、その膜をつかんで引っぱがすらしい。
眼球の中でマジックハンドが迫ってくる。
これは見もの。
網膜剥離はいったん完治したのですが、まもなく網膜の上に不要な膜ができてしまい、その膜のせいで直線のものが曲線に見える現象が起きていました。
黄斑前膜というそうです。
左眼はいたって正常なので遠近感もメチャクチャで、見えにくい右眼を補うため左眼ががんばりすぎてとても疲れます。
最初の頃に比べたらだいぶ慣れはしましたが、一生このままというのも耐えがたいし、 最近は時間的金銭的に余裕ができたことだし、これを機にちゃんと治そうと思います。
治療法は手術のみ。
また眼球に管を刺してグリグリグチャグチャしてもらいます。
見えるんですよ、眼球の中でウィンウィン動いているのが。
前回は膜をくっつける手術でしたが、今回は膜をはがす手術。
医師の説明によると、ミクロン単位のマジックハンドのような物を眼球内に突っ込んで、その膜をつかんで引っぱがすらしい。
眼球の中でマジックハンドが迫ってくる。
これは見もの。
2016年4月21日木曜日
パスポート
10年パスポートが切れた。
初めての海外旅行。
真新しい自転車と真新しい装備を積んでアラスカに飛んだのが10年前。
あれからいくつ国境を越えただろうか。
スタンプがにじんでいるのは、ブルネイ入国直後に防ぐ間もないほど突然のスコールの洗礼を受けて濡らしてしまったため。
パスポートを濡らしてしまったのはこの一回だけで、ふだんは雨天時はレインウエアを着たり防水バッグの中にしまっている。
カバーを付けていたせいか、10年酷使した割には表紙はきれいだ。
パスポートにカバーを付ける人種なんて日本人ぐらいかな。
ヘブライ語のスタンプがあると、イランやスーダンなど一部のイスラム国家への入国を拒否される。↓
なので旅行者の間ではイスラエル出入国は別紙スタンプが常識なのだが、あえて堂々とパスポートにスタンプしてもらったのも、ちょっとした自慢。
イランへは、パスポートをつくりなおしてから行けばいいじゃん。
ただし、現在は何も言わなくても自動的に別紙スタンプになるらしいので、パスポートに押されたこのイスラエルスタンプはなおさら貴重かもしれない。
スーダンへはイスラエルの前に行っといたのでセーフだったが、スーダン渡航歴があると今度はアメリカへのノービザ入国ができなくなるらしい。
↑左上に貼られたグリーンのシールは、ビザではなくレジストレーション。
スーダンのレジストレーションがどれだけ煩わしかったかは、こちらを参照。
世界旅行ではパスポートのページが足りなくなる。
たった1ヶ国だけで貴重な1ページがつぶされたり、延長手続きだけで貴重なスペースが埋まったり。
日本大使館に行けば、ページを増やしてもらえる。
パスポート増補についてはこちらを参照。
「自転車で国境を越えるって、どうなんですか?」
とよく聞かれるけど、どうもこうもない、ただ自転車で越えるだけです。
国境がどういうものなのか、参考に写真でも撮ってお見せできればおわかりいただけそうだが、残念ながら国境は撮影禁止。
要はスタンプさえもらえれば入国できるわけだが、国境もお国柄が出るもので、その状況やルールは千差万別。
多くの国は日本みたいにちゃんとしていない。
どこに並んで何をすればいいのか案内板もなくてわかりづらかったり、順番に並んでいても割り込まれたり、国境係員は理不尽で無礼者だったり、悪戦苦闘の末ようやくスタンプをもらえる。
とてもムダな労力だけど、それだけに今このパスポートを手にとってみると、感慨深い。
いろいろ思い出すなー。
早く旅したいなー。
初めての海外旅行。
真新しい自転車と真新しい装備を積んでアラスカに飛んだのが10年前。
あれからいくつ国境を越えただろうか。
スタンプがにじんでいるのは、ブルネイ入国直後に防ぐ間もないほど突然のスコールの洗礼を受けて濡らしてしまったため。
パスポートを濡らしてしまったのはこの一回だけで、ふだんは雨天時はレインウエアを着たり防水バッグの中にしまっている。
カバーを付けていたせいか、10年酷使した割には表紙はきれいだ。
パスポートにカバーを付ける人種なんて日本人ぐらいかな。
ヘブライ語のスタンプがあると、イランやスーダンなど一部のイスラム国家への入国を拒否される。↓
なので旅行者の間ではイスラエル出入国は別紙スタンプが常識なのだが、あえて堂々とパスポートにスタンプしてもらったのも、ちょっとした自慢。
イランへは、パスポートをつくりなおしてから行けばいいじゃん。
ただし、現在は何も言わなくても自動的に別紙スタンプになるらしいので、パスポートに押されたこのイスラエルスタンプはなおさら貴重かもしれない。
スーダンへはイスラエルの前に行っといたのでセーフだったが、スーダン渡航歴があると今度はアメリカへのノービザ入国ができなくなるらしい。
↑左上に貼られたグリーンのシールは、ビザではなくレジストレーション。
スーダンのレジストレーションがどれだけ煩わしかったかは、こちらを参照。
世界旅行ではパスポートのページが足りなくなる。
たった1ヶ国だけで貴重な1ページがつぶされたり、延長手続きだけで貴重なスペースが埋まったり。
日本大使館に行けば、ページを増やしてもらえる。
パスポート増補についてはこちらを参照。
「自転車で国境を越えるって、どうなんですか?」
とよく聞かれるけど、どうもこうもない、ただ自転車で越えるだけです。
国境がどういうものなのか、参考に写真でも撮ってお見せできればおわかりいただけそうだが、残念ながら国境は撮影禁止。
要はスタンプさえもらえれば入国できるわけだが、国境もお国柄が出るもので、その状況やルールは千差万別。
多くの国は日本みたいにちゃんとしていない。
どこに並んで何をすればいいのか案内板もなくてわかりづらかったり、順番に並んでいても割り込まれたり、国境係員は理不尽で無礼者だったり、悪戦苦闘の末ようやくスタンプをもらえる。
とてもムダな労力だけど、それだけに今このパスポートを手にとってみると、感慨深い。
いろいろ思い出すなー。
早く旅したいなー。
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