2015年1月11日日曜日

アンツィラベ

ミアンドリバズという街からアンツィラベまで220km、バスで行くことにした。
理由は、同じ道を戻るという精神的ダルさ、そして栄養失調気味による肉体的ダルさ。

モロンダバからもバスでアンツィラベまで安く行けることは知っていたが、こういう国での長距離バス移動は快適というには程遠いだろうし、自転車と荷物をどれだけ乱暴に扱われるかわかったもんじゃない、それにどうせ時間にルーズだろうから無意味に長時間待たされたりとか、外国人だからって料金上乗せされたりとか、トラブル対処の際に英語が通じない相手に戦うのはこちらが不利だし、などなど不安が多々あったので気が進まなかった。
しかし今はもう、時間的節約と金銭的節約を優先すべきだろう。

バスは中型サイズで思っていたほどギュウギュウ詰めというわけでもなく、自転車と荷物もまともに扱ってくれた。
車で220kmだったらあっという間だと思っていたが、人を見かけるたびに止まって声をかけたり、村が現れるたびにしばし停車したり、大きめの街だと平気で1時間ぐらい停車したりして、結局丸一日かかった。
長時間バス移動の拘束感、束縛感はストレスフルで苦手だが、ドライバーも他の人たちも誠実で、トラブルなくアンツィラベに着いた。

アンツィラベは、アンタナナリボの南165km、サザンクロス街道沿いの大きな街。

SHOPRITEがあり、レストランや物品も西部に比べたら豊富。
ネットカフェでは1時間1000アリアリ(45円)でWi-Fiが使えて、なかなかスピーディでサクサク。
やはりサザンクロス街道は都会だな。

しかし、ニーハオ攻撃は相変わらず。
これはマダガスカル全土なのかな。

宿は、シャワーからお湯が出る。
この辺はもう標高1300mほどの高原なので涼しく、お湯シャワーが浴びれるのならけっこうなことだ。

ここ最近、ヘビーな貧血でフラフラだったので、4、5軒のレストランをハシゴしてなるべくたくさん食べた。
それでも満たされた感はないが、まあ死にはしないだろう。










Ambositra, Madagascar

23911km



5 件のコメント:

  1. マダガスカルの航空券、調べちゃいましたよ!来年ぐらいタイミングよくいけたらなあと頭が現実逃避しております。いくならセイシェル、モーリシャス、レウニオンとまとめてかなあ・・・近隣国もついでに行きたいし。想像だけ膨らみます。長旅お気をつけて。

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    1. そうだ、バンコクから直行便があるんですよね。
      乗り継いで遠回りした方が安いかもしれませんが。
      パリからも直行便があって、僕はアイスランドから飛ぶ際にそれを利用したかったんですが、やはり乗り継いで遠回りした方がはるかに安かったです。
      離島もいいですね。
      自転車旅行の射程外で僕は行く予定ないので、行ってほしいです。

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  2. 洗濯物を干しているのですか?
    ニーハオ攻撃と食事を除けば概ねマダガスカルは快適そうですね。
    亮さんにとっては食事が要諦かも知れませんが。

    私事ですが、先日ミャンマーから帰国しました。
    東南アジアの中では断トツに好印象を持てました。
    東南アジアの人々を見てはこうなっては(嘘つき、ぼったくり等)だめだ、とよく思いますが、
    人懐っこい、困ってる人を助けるミャンマー人のようにかくありたいと思いました。

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    1. はい、川で洗濯して、そのまま原っぱに干してます。

      不平不満を書き連ねるとグチっぽくなってしまうので控えめにするように意識してますが(それでも僕の投稿はグチっぽくなりがちですね)、ブログに書かれていない苦労も多々あります、とにかく未発達なところなので、不便で大変なこと多いですよ。
      でも旅を重ねるほど、こういうところに足が向いてしまいます。
      人々は穏やかで、こちらを怖がることはあっても敵意を向けてくることはまずなく、好感が持てます。
      ミャンマーとも通じる部分があると思います。
      美しき農村。

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  3. 教えてください!
    アンツィラベからモロンダバはバス(タクシーブルース?)で何時間くらいかかりますか?出てこなくて困っています。
    じつは8/17からアイランドホッピングの予定なんです。

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