2014年6月15日日曜日

またフェリーで川渡り。


隣にいた人が日本語で話しかけてきたのでびっくりした。


彼、ビンさんは3年前から日本語を勉強していて、とても上手。
ちゃんと敬語も使いこなしているからすごい。

「日本語上手ですね」と言うと、「イエイエ マダマダデス」と謙遜する。
謙遜するのって、東洋人特有だろうか。
他の地域では、人をほめてもこういう反応ってなかった。

家に招かれた。


妹夫婦とその子たちと一緒に暮らしている。
日本語を話せるのはビンさんだけで、英語は誰も話せない。









ごちそう。


バンカン。


「ドウゾ エンリョナク メシアガリクダサイ」
だなんて、日本人でもなかなかこんな丁寧な言い方しない。

これはウマイ!
ビンさんはベトナム中部のフエ出身で、これはフエスタイルらしい。
しかも、麺はこの場で小麦粉をこねて打ってくれた。

「エンリョナク」と言われたので、たくさんおかわりしてしまった。



本格的に雨季に突入。

雨宿り。


今までは夕方にスコールが降るパターンだったが、最近は時間帯を問わず不規則に降るようになった。
ジトジトと長く降ることもある。

降っていない時も曇りがちで、涼しくていい。
直射日光がないだけでも、どれだけ楽になれることか。

Google Mapsがはじきだした最短ルートに従って進んでいたら、怪しげな道に入ってしまった。


幹線道路じゃなくてもちゃんと舗装されているし、緑もある。


んんん・・・やっぱ失敗だったか。


このフォーはウマかった。

3万5000ドン(168円)。

ハシゴして、またフォー。

2万ドン(96円)。

ホーチミンではたまたまハズレの店だったのかな、田舎街のフォーはイケる。

やはり外国人はまず来ないようなところなので、店の人は僕を見るや「何何??」って感じで唖然とした表情になるが、僕がiPhoneのGoogle翻訳に読み込ませておいたベトナム語フレーズを見せたりして意志表示をすると、笑顔で応じてくれる。
感じいいな。
ベトナム語のフレーズをおぼえる気になってくる。

ベトナムはマレーシアやタイに劣らないぐらい発展していると言いましたが、訂正します。
この辺の田舎街はそんなに発展していない。
商店と屋台と小さなレストランと、あと宿もあるが、スーパーとかコンビニとかATMとかは見ない。
クラクションが鳴る頻度と釣り合った発展レベルだと思う。

ホーチミンはバイクに支配されたバイク王国だったが、この辺はトラックやバスもそれなりに多い。
クラクションを鳴らす必要性はまったくないのだが、大型車たちは「一番エライのはこのオレだ」と誇示するかのようにクラクションを鳴らし続けている。
もちろんバイクも鳴らしている。

幹線道路でも舗装率が低下し、工事箇所がたくさんでてきた。
工事しているだけ、カンボジアより望みがある。
整備されていない道路で雨が降ると、自転車も荷物も何もかもドロドロになる。

またしても、怒涛のパンクが始まった。
不定期に勃発するこのパンクはほんと何なんだろう?
一度パンクしだすともうその日は立て続けでパンク修理に明け暮れ、めざしていた街までたどり着けなかったりする。
新品のチューブが2時間で裂けてしまったりすると、さすがに危機感を感じる。
タイヤもいよいよ寿命で、リム側だけでなく接地側もパンクするようになり、バーストの兆候も現れ始めた。

次に自転車屋が現れたら、メーカーを問わずタイヤを買おうと思う。
しかしあいにく、このバイク王国にはバイク屋は腐るほどあっても自転車屋は少ない。
ベトナムでよく見る自転車は、ママチャリ的なやつか、電動自転車(アシストではなく、こがなくてもそれなりのスピードが出るやつ)で、ノーマルなMTBなどはあまり見ない。
26インチはあまりなさそうだ。

雨とパンクに阻まれて、15日以内に出国できるのか?
ちょっとあやしくなってきており、もう連泊は許されない。



南シナ海。


カエル。

5万ドン(241円)。

独特の弾力があり、予想以上にウマかった。
なるほどなるほど、瞬発力あるあのジャンプを可能にしているのは、牛豚鶏にはないこの弾力ある引き締まった筋肉なのだな。


Phan Rang, Vietnam

13970km



4 件のコメント:

  1. 自分もホーチミンで初めて蛙を食べましたが美味しかったです。
    骨が想像以上硬かったです。
    余談ですが日本語話せる現地ガイドに、やっぱ最近中国にはカチンと来ますか?と意地悪な質問したら苦笑いしてましたよ。
    南シナ海みて思い出しました。

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    1. その辺の話題は気になるところではあります。
      でも日本も、中韓との関係悪化の話は世界的に、少なくとも欧米人は誰でも知っているほど広まっており、時々欧米人にからかわれます。
      自己主張したところで、どこか空回りする虚しさがつきまとうので、苦笑して沈黙するという反応はよくわかる気がします。

      今のところ昆虫系はあまりおいしいものはなかったですが、カエルはヒットだと思います。
      また発見したら食べたいです。

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  2. パンクの頻発は厄介だな。
    バイク王国には自転車店が少ないって厳しいな・・・・

    スペアも無いのかい?

    日本語の話せる現地の人に出会えたのはありがたかったな。
    日本は梅雨に入り雨が多く湿気の高い天候が続く。
    写真で見る限り、痩せたように見えるが・・・

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