2014年1月6日月曜日

カトマンズ 2

胃はすっかり回復。
体力も回復傾向で、一日散歩してもそれほど疲労感はない。
手足のしびれは相変わらず。



































































































カトマンズのメインスポット、ダルバール広場。


ここは、ただ広場に入るだけで、外国人は750ルピー(786円)も払わなければならない。
敷地に近づくと、警備員がこちらを見る。
どうせ「チケット、チケット」って言ってくるんだろう。
気分を害したので、入らなかった。
裏からならチケットなしで潜入できる、という噂も聞いたが、別にどうでもいいや。

















古い仏教寺院やストゥーパが数多く残っている。
ヒンドゥー教徒が多数派のはずだが、寺院の周囲は人々の憩いの場となっていて、特に違和感もなく共存しているように見える。
もしここがイスラム圏だったら、異教の寺院なんかぶっ壊してしまいそうだけど、ヒンドゥー教徒や仏教徒はやっぱり穏和だな。





















カトマンズではなかなかアタリのホテルに恵まれず、もう何度も引越しをしている。
ようやく腰を落ち着けたホテルで、突然改装工事が始まって騒々しくなり、気づくと客は僕ひとりだけ、移動せざるをえなくなったりした。
体調も回復させなきゃならないことだし、ちゃんとしたところでゆっくり休みたいと思い、ちょっと奮発してややランク高めのホテルに移動した。
日当たりは良くないが、それほど寒くはない(あの極寒のホテルは何だったんだろう?)。
毛布も十分ある。
計画停電はエリアごとにおこなわれているので、ランク高めのホテルでも関係なく停電する。
Wi-Fiは、不安定ではあるが耐えうるレベル。

カラパタールで瀕死状態で歩いていた時に助けてくれたドイツ人トレッカーのパウルと再会した。
どうしてもお礼が言いたかったので、あらかじめメールしていたのだ。
それに、熟練者とはいえ、高齢で脳ガンを抱えている彼が無事帰還しているのか、心配でもあった。
しかし心配には及ばず、お互い元気な姿を見て、再会を喜んだ。
パウルはどこまでもタフで、これからポカラに行ってアンナプルナをトレックし、可能ならパラグライダーにもトライし、そしてまたカトマンズに戻って今度はゴーキョ(カラパタールの近くのもうひとつのエベレスト展望地)へトレックに行く予定で、3月ぐらいまでネパールにいるらしい。
しかも、カラパタールもゴーキョも今回で6回目。
僕も、60すぎて自転車に乗っているかどうかはわからないけど、パウルや伊藤さんのように、こういうアクティブさとバイタリティはいつまでも失いたくないものだ。


Kathmandu, Nepal



2 件のコメント:

  1. こんにちは。徐々に回復しているようで何よりです。ひとつ私の経験から。手足の指のしびれは私も経験しました。私の場合はひどいしもやけ、もしくは軽い凍傷だったと思います。指先がもやもやっとした不快な軽い痺れが手の指は2週間ほど、足の指特に小指は数ヶ月続きましたが、そのうち消えました。指先への血液の量プラス酸素の量がいきわたらず、軽い凍傷になるのは理論上そうだと思いますし、雪国育ちで子供の頃はしもやけに何度もなったことがある私なのでなんとなくその感覚だったと自分では確信しています。ぜんぜん医者にも行かず、なんとなくほっといたのは自己判断ですが、もし深刻な症状だったら手遅れになっていたという可能性もありますし、私の症状とRyoさんの症状が同じかどうかもわかりませんので、症状を自分なりに分析して対応を考えてみてください。それでは。

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    1. >>指先がもやもやっとした不快な軽い痺れ
      まさにそれです。
      ただ、カラパタールは寒かったですが極寒というほどでもなく、手足を極度に冷やしたわけではないので、しもやけや凍傷ではなく、やはり酸素欠如が原因だと考えています。
      肌の色の変化や膨張もありません。
      生活に支障はないですが、夜寝る前は気になってなかなか寝付けなかったりします。
      しびれが引くまで少し時間がかかりそうな予感がしますが、これは自然治癒でしょう。
      自分だけの症状ではなかったことがわかって安心しました。
      アドバイスありがとうございました。

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