2013年11月25日月曜日

アンナプルナ・サーキット 7

ムクティナート(標高3760m)という村からは、ジープロードが復活。








まだ歩き続けるトレッカーもいるが、ジープで帰ってしまった人も多く、荒涼としてきた。







カグベニ(標高2800m)。






へ~、セブンイレブンってヒマラヤにも進出してたんだ~


ヤクドナルド。


ネパール人もけっこうやりたい放題だな。

宿のサービスはまともになった。
数日ぶりにシャワーを浴び、洗濯した。
Wi-Fiも、弱くて不安定だが、一応復活。
食事はまだ高い。

限りなく自然状態に近い道路。


トレッカーたちが続々と僕を抜かしていく。
いいさいいさ。



これはムリだろ・・・


と思ったら少し離れたところに橋があった。


1本の柱のありがたさ。



白人の落書き癖が炸裂。


トゥクチェ(標高2590m)。






















標高が下がるにつれてチベット色が薄れ、再びヒンドゥー教圏へ。

路面状況は少しずつ良くなり、順調に進めるようになった。

交通量が増え、無意味なクラクションが鳴るようになった。
そうか、ここもそういう国だったか、と不意に現実に引き戻されたかのよう。
ふとインドを思い出して、戦慄したが、インドほどの地獄絵図ではない。

ネパール人のクラクションは、まだ規則性があるようだ。
不愉快であることには変わりないけど。
インド人は、息を吐くかのように鳴らしていた。

ジープロードの終点、ベニという街では、トレッカーも旅人もほとんど見当たらず。
外国人向けのサービスも薄れ、ローカル仕様の街。
それでも英語が通じるし、宿はWi-Fiあり、お湯シャワー、水洗トイレ、停電はなし。
ネパールのインフラは、話に聞いていたほどひどくはない。

食料は安くなった。
コーラ解禁!
ぷはー、コーラうめー!!!

しかしレストランは、見るからにダルバートしかなさそうな店ばかり。
なんとかチベタンメニューがある店を探してみつけたが、そのチベタンフードも辛口で、悶絶した。
どのみち、辛さからは逃げられないようだ。
これは、早いとこポカラに戻らなければ。

ベニの先は、舗装と未舗装の繰り返し、何本もの川を渡ったが、次第に完全舗装となった。

舗装道路快適ー!


Pokhara, Nepal



4 件のコメント:

  1. 風景写真を見てると、地球上にはまだまだ素晴らしい自然が残ってるんだなと嬉しくなります!
    東京のような都会にいると空を見上げるのさえ忘れる時があるので。。。
    はー。そろそろ出発の時かしら。

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    1. そうかな、この辺もゴミの処理システムが確立されていないし、道端にも川にもけっこうゴミが捨てられているし、生活排水は垂れ流しだし、まっとうに自然が保護されているとはとても思えなかったよ。
      アジアのこういった発展の遅れと人口過密、自然と上手に共存するにはまだ気が遠くなるほど時間がかかりそうだ。
      このブログでは時々汚い部分を見せることもあるけど、主として美しいものを写真に撮って紹介している。
      ブログでは見せていない「裏」の部分は、真野が実際に行って自分の目で見てきてくれ。


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  2. そっかー。Developingはそういうことも含まれてるんですね。
    文明の発展で暮らしが便利になる一方で大自然へのケアは疎かになっているのか・・・なんだか残念だな。
    いつになるか分りませんが、いつか自分で見てきます!!

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  3. 富士山でさえ、使用済みトイレットペーパー垂れ流して放置されてたからな(あれってもう処理されたのかな?)。
    ヒマラヤ登山者もゴミを捨てていくみたいだし。
    自分も、現状を見てきて、自分の力で何か少しでも変えることはできないかな、と考えている。

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