2013年9月15日日曜日

タージ・マハル(世界遺産)

ヨセバ&コリンとその御一行がデリーに来るというので、再びかれらと合流。
「バスでタージ・マハルに行くんだけどリョウも一緒に来ないか?」とお誘いを受け、「ぜひぜひ」と便乗させてもらった。
デリーからタージ・マハルまでは200km、自転車なき今の僕は戦力ゼロに等しい。
御一行は総勢12名、AC付きのミニバスをチャーターしており、その空席に入れさせてもらうという、なんてラッキー。
もちろん僕はバス代を払うつもりだったが、かれらは最後までそれを拒否した。
かたじけない。

ヨセバ&コリン以外は60代ぐらいの高齢の方々。
この全員でラダックで6000mの山を登ってきたというのだから、タフだ。
コリンのお父さんも相変わらずエネルギッシュ。
ただ、皆さんフレンチスピーカーなのであまり話はできなかった。

昼すぎに到着。

入場料は、インド人20ルピー(30円)、外国人750ルピー(1173円)。
差つけすぎだろ。

ゲートで荷物チェックがあり、なぜかラップトップは持ち込み禁止ということで、数百m手前のロッカールームに戻らなければならなかった。
なんともお粗末なボロボロのロッカーで、20ルピー取られた上に、鍵はもらえず係員に預けなければならなかった。
誰が盗むっていったら、係員が一番怪しいっつーのに。
入場料ふんだくってるんだから、ロッカーのセキュリティぐらいちゃんとしてほしいものだ。
他にも持ち込み禁止の物が多々あるようなので、荷物は安全な場所に保管して、できれば手ぶらに近い状態で向かった方がいいと思う。

西門。








インド・イスラム建築の最高峰、タージ・マハル。


モスクのようにも宮殿のようにも見えるが、これはムガル帝国第5皇帝が妃に捧げた墓。
妃の称号ムムターズ・マハルが後にインド風の発音に変形して、タージ・マハルと呼ばれるようになった。
22年の歳月をかけ、1653年に完成。

ここまでシンメトリーを徹底されると、撮影も少々神経質になる。
これがベストの1枚。










ここから内部は土足禁止。
チケット購入時に靴袋をもらえる。

高いチケット保持者と安いチケット保持者で、入場するコースが分かれている。
くだらん。





背後はヤムナー川。




墓廟内は撮影禁止。


サイドのモスク。










意外にも外国人は少なく、客の大半がインド人。

ムガル帝国の支配層とインドの大衆は民族的に別系統とはいえ、超几帳面、超神経質な完璧主義をあらわにしたこの建造物と、 超いいかげん、超カオスなアナーキズムをあらわにしたインドの風土は、まさに対極。

柵を越えて立入禁止のエリアで写真撮影をしたり、「静粛に」と書かれた墓廟ドーム内でむやみに大声を上げてエコー効果ではしゃぐインド人を見て、ムガル帝国支配者の嘆き声が聞こえてくるかのようだった。

見学後、皆で一緒に食事。


旅人との再会はそれほどめずらしいことではないけど、かれらとはなにか縁を感じてしまうな。

かれらは日帰りでデリーへ、その後列車でネパールへ行き、ヒマラヤトレッキングをするらしい。
暇人の僕はここに残って何泊かすることにした。

都会の密閉的な部屋と違って、窓のある開放的な部屋ならNo-ACでもいいかな、と思って350ルピー(547円)の安宿にチェックインした。
しかし、扇風機はあるものの、日没後もジトジトとベタベタといつまでも暑っ苦しい。
Wi-Fiフリーだが、とても不安定で使える時間は短い。

滞在している部屋、現代インド人のペンキ塗りのクオリティ。



Agra, India



7 件のコメント:

  1. 出たタージ・マハル!!
    死ぬまでに見てみたい世界遺産のひとつ☆
    縁って不思議なものですよね~
    亮さん、彼らとはまた再会しそう。

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    1. 再出発してから、初の世界遺産かな。
      均整のとれた建造物っていう意味では、これは世界でも指折りなんじゃないかな。

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  2. 素晴らしい…タージマハルのシンメトリー。建築を生業としているワタクシは必見なのだろう。
    インドは、見ている限りカオスが漂う。不思議な感じだなぁ…

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    1. 単なるシンメトリーではなく美しさを感じさせるシンメトリーっていうのは、デザインの時点でなにか秘密があるんだろうな。
      そしてそのデザインに対して忠実につくりあげる、妥協のない精確さ。
      エジプト、ギリシャ、イタリア、そしてここインドも、過去に高度な文明を築き上げたのに今は・・・っていうギャップがすさまじい。

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  3. 自分も中国よく行きますが現代彼らのやっつけ仕事みて、
    君ら本当に万里の長城築いた末裔かよ?と思ってます。

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    1. そうそう、中国も付け足します。
      日本は古来より中国から多くのものを学び、取り入れてきました。
      現代の中国からは何を学べるだろう?

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    2. 面子面子と言ってないで、逆に恥を知るって文化を知ってもらいたいですね。

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