2012年9月3日月曜日

エディルネ

追い風&フラットで快調に飛ばす。








一面のヒマワリ畑だが、残念ながら枯れてしまっている。






















ブルガリアレフ。


トルコに入国。


国境の係員に、「ペットボトルを持ってこっちに来い」と言われ、何だろうと思いながらついて行ったら、冷たい水に入れ替えてくれた。
おお、これはありがてえ。
国境の係員に情をかけてもらえるなんて、初めてかもしれない。
「日本の友達に、トルコに遊びに来るように伝えてくれ!」と言われた。
トルコは親日国として有名だが、いきなり国境でこんなに歓迎されるとは。
そんなわけで、皆さん、ぜひトルコに遊びに来てください。



エディルネ。












巨大なモスクに圧倒される。
美しい。




























人口の99%がイスラム教徒。
ほぼ全員といっていい。
でも、ボスニアやコソボと同様、肌を露出している女性が多い。
ヒゲを生やしていない男性も多い。
カメラを嫌がる感じもない。
僕はアラブだけを見て、「イスラム教とはこういうものだ」と思い込んでしまっている部分があるかもしれない。
同じイスラム社会でも、ここは全然雰囲気が違う。

肌、髪、瞳の色は多様。
どう見ても白人という感じの金髪で色白の人もいれば、アラブっぽい感じの人もいる。

今までにないほど、フレンドリーな人たちだ。
ホテルの従業員もそうだし、店に入っても、親しげに話しかけてくれる。
営業用の対応ではなく、関心と親しみを持って話しかけてくれているのが伝わってくる。
ただ、最初に必ず「どこから来た?」と聞かれる。
「日本」と答えると、「日本か!!!」と喜んでくれる。
日本人だからウェルカムしてくれるのか、どこの国の人に対しても同じ対応なのか、 わからないが、悪い気はしない。

英語はあまり通じない。
トルコ語はアラビア語とペルシャ語ベースで、もともとアラビア文字を使用していたが、1928年にローマ字に切り替えた。

トルコは、イスラム国家としては初めて政教分離をおこなった国で、西欧化を促進してきた。
街並みはきれいで、生活水準は低くはないと思う。 
旧共産圏との違いが明白に感じられる。

物価は、旧ユーゴやブルガリアに比べるとだいぶ高い。
ホテルは70~80リラ(3010~3440円)のところが多く、なんとか60リラ(2580円)のホテルをみつけた。
高い。























初めての本場ケバブ。

コーラとセットで4.50リラ(193円)。
味は、他の国で食べてきたケバブと大差ない。
ちょっと辛かった。
野菜も入れてほしい。


突然パンがうまくなった。
(フランス以外の)ヨーロッパのパンは、パッサパサで味気なくて、ノドが渇いてしょうがなかった。
暑い時に、バターなしジャムなしのパッサパサのパンと、少量のドリンクを出されると、絶望的な気分になった。
トルコのパンはイケる。


Istanbul, Turkey

20464km


2 件のコメント:

  1. 無事入国に安心した。

    トルコは親日国だからきっと楽だろう。
    ホテルが若干高めなのが残念なところか?

    トルコにはビザンチン建築で有名なハギヤ・ソフィア大聖堂が
    イスタンブールにある。
    紆余曲折を経て現在の姿になったので、通るならばお勧めだよ。

    ケバブも美味しそうだね。辛いのが苦手なryoにはつらいか?
    最後の写真のパンは美味しそうなのがわかる。
    自転車は大丈夫か?

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    1. イスタンブールはかなり大規模な都市で、観光するにも見所たくさんあって大変そうだ。
      あと、アジアに向けて準備したり、ビザ情報収集したり。
      トルコ料理も高そうだけどトライしてみる。
      やっぱりトルコ人、東洋人では日本人だけを好んでるみたい。
      だから、必ず出身国を聞かれる。

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