2012年2月21日火曜日

死海

昨日、イスラエルに入国し、現在エルサレム。
以下、ヨルダンの残り。







マダバを出発してまもなく、眼下に死海が見えてきた。


日本がつくった橋。

これくらい自国でつくれないものか
と思うが。

これも日本製。

小さな橋をいくつもつくっているようだ。





海抜0mまで下ったが、死海はまだまだ下。






まだまだ下る。








下りきった。


ここが世界一低いところ。


公式には海抜-418mとなっているので、僕の高度計はだいぶ誤差があることがわかってしまったが、それにしても、こんな数値が出るのは世界でもここだけ。

これだけ低いので、
当然、流入河川はあっても流出河川はない。
水分は蒸発によって失われ、土壌から流れ出る塩分や湖底から湧き出る温泉の成分などがたまりやすく、塩分濃度は海水の10倍にもなる。
一部の細菌類を除いて、生物は生息できない。

空気も濃いはずだが、それは感じなかった。

岸が白くなっているのは、塩の結晶。






そして、死海はグレートリフトバレーの北端に当たる。
マラウイ湖からここまで、長い大地の裂け目を旅してきた(一部飛行機でカットしてしまったが)。

対岸はイスラエル。

泳いで国境越えしたら、撃ち殺されるかもしれない。



エジプトと同様、ヨルダンのメシも、やっぱりほとんどサンドイッチ。






現地人向けの店だと、おいしいサンドイッチが0.25~0.5ディナール(28~56円)で食べられる。
2つ3つ食べれば、そこそこ腹もふくれる。
具は肉なしだが、野菜コロッケと、豆のペーストとサラダなどが入っていて、十分おいしい。
パンも分厚くて食べごたえがある。

肉入りサンドイッチだと、シュワルマが一般的。

これはうまくない。
肉はジューシーさがまったくなく、ソースもインパクトがなく、生地は春巻きのようにバリバリ。

観光地によくある外国人向けの店は、絶対お薦めしない。
たったこれだけで3ディナール(336円)もする。


ぺトラで泊まったホテルは、朝食がビュッフェだった。




これはいい。
ローシーズンで客は少なかったので、遠慮なくたくさん食べた。

ヨルダンディナール。





Jerusalem, Israelにて

Dst. 12397km



2 件のコメント:

  1. おれプロトレックを買おうと思ってるんだけど…
    誤差ってあるんだねぇ。つーか誤差があっても普通じゃ気づかないだろうな。
    もっとも今の生活に高度計は必要ないがね( ̄▽ ̄)

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    1. プロトレックはアウトドアには必需品だよ。
      電波時計でソーラー電池で、方位磁針、温度計、気圧計もついてて、多少の誤差に目をつぶれば、便利だ。
      アフリカ中東は電波時計は使えないけどね。

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