2011年11月30日水曜日

やはりここは・・・

昨日のキリマンジャロ。












今朝のキリマンジャロ。






どうも山の周辺は、夜は晴れて昼は雲に覆われる、というパターンのようだ。
朝夕のひとときだけ、姿を見せてくれる。
キリマンジャロはスワヒリ語で白く輝く山という意味で、万年雪で覆われた山頂をそう表現している。
その万年雪も、温暖化の影響で年々減少しているという話だが、ちゃんと輝いて見えた。

ただ、汚い街から見る山は、雄大さに欠ける。
写真には現れないが、街はクラクション、エンジン音、排気ガス、爆音BGMで満たされている。
全身五感で眺めを楽しむ、というのはここでは到底できない。

キリマンジャロは、山自体はタンザニアに属しているが、眺めはケニア側のアンボセリ国立公園から見るのが最も雄大だといわれている。
有名国立公園となると費用が問題になってくるが、なんとか日帰りで安くすむ手段を確保できれば、アンボセリに行ってみたい。

せっかくコーヒーの名産地にやってきたので、コーヒーを飲みたい。
店で出されるコーヒーが本当にキリマンジャロの豆を使っているのか確証がない
、とりあえずlonely planetで推奨されているカフェに行ってみた。

これがその店のブレックファーストメニュー。


味の特徴は、薄めで酸味が強い。
僕は、ネスカフェの方が好きです。

コーヒーを飲むことがこの土地に根付いているのなら、ここでしか味わえないものが期待できるが、あいにくキリマンジャロの豆はもっぱら輸出にまわされる。
日本でも、まったく同じものが買えるでしょう。
現地人は、コーヒーを飲むならインスタントだろうし、どちらかというとコーヒーよりチャイの方がポピュラーだ。

だいたいこういう、見た目がちゃんとした外国人向けの店は、本当に見た目だけで、質は期待できない。
lonely planetには、
ホームメイドのパンやケーキが各種・・と書かれているが、パンはどうみてもその辺の商店で売ってるものだし(せめてトーストしてくれよ)、ケーキはメニューに十数種類も書かれていたが、全部品切れだった。

ウエイター(マスター?)は僕の目の前でスプーンを落とし、まったく動じることなくそれをテーブルに置き、客の対応より携帯のおしゃべりを優先していた。

なので、コーヒーの味がどうのこうのより、
やはりここはアフリカだな。が最終的な感想。


Moshi, Tanzaniaにて


3 件のコメント:

  1. おいおい(; ̄O ̄)・・・ここでコーヒー語っちゃう?
    キリマンジャロだろうが、ネスカフェだろうが変わらないだろっ!

    重要なのは風味じゃなくて甘味でしょ?(^∇^)

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  2. 俺も、酸味が勝るコーヒーは苦手だよ。

    南米の方が美味いと思う(-_-;)

    それにしても『アフリカ原産』色々あるね!
    多少野暮でも良いじゃない?

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  3. 溶接屋さん
    あれ?
    この無類のコーヒー好きに対してクレームですか?
    的確にレポートできたと思うけどな。
    知らない人が多いようだが、コーヒーはスイーツだ。
    コーヒーに砂糖を入れるんじゃない。
    砂糖にコーヒーの味を付けるんだ。
    スイーツだったら誰よりも得意分野だから、大いに語れるよ!

    stratocaster君
    豆を買って日本に送ろうかなとも思ったけど、日本にも同じもの売ってるだろうし、酸味が強いのはあまり人気なさそうだね。
    今までレポートしたアフリカンフードも、味はいいけどラフだよ。
    砂や小骨がよく混じってて、ジャリジャリ音立てながら食ってる。

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